« 2016年1月 宮が瀬ミーティング | トップページ | スパ・フランコルシャンとニュルブルクリンク »

2016年1月24日 (日)

ANA羽田機体工場見学

1月8日の金曜日、11時まで在宅勤務したあと、新学期始業式だった息子を迎えに行って、そのまま羽田空港へ。
この日は、3ヶ月前くらいに申し込んだ、ANA羽田機体工場見学でした。この見学は無料ですが、土日はやってません。そして、結構毎日予約で一杯。かろうじて空いてたのがこの日です。


Dscn72641


集合場所のANAコンポーネントメンテナンスビル付近には駐車場がありません。最寄りのモノレールの新整備場駅からは徒歩15分。家から電車で行ったのでは14時の集合時間に絶対間に合わないので、ドキドキしながら車で国内線ターミナルまで行き、そこからタクシーにしました。

しかし、珍しく道が空いてて早めに到着。時間つぶしに展望デッキへ。

Dscn72681


Dscn72671


そこから予定通り、タクシーで集合場所へ。
下の写真がコンポーネントメンテナンスビル。

Dscn73841


道を挟んで機体メンテナンスセンター。

Dscn73831_2


コンポーネントメンテナンスビルの受付にはANAカラーのガンダムがいました。
ガードマン?

Dscn72751_4



ロッキードトライスターのコックピットが展示されています。本物です。
操縦桿、スラストレバー、フラップレバー等、みんな動きます。
フライトエンジニアがいたころの3クルーコックピットなので、ちょっと懐かしい感じ。


Dscn72711


13時50分ごろに、講堂に案内されます。ここで色々な説明展示を見ながらしばし歓談。

Dscn72841


Dscn72871


その後、30分くらい説明員の方のプレゼンと動画を見た後に、ヘルメットを借りて、
いざ機体工場へ。(いわゆるハンガーです)

この日は、入って左に777-200、右に767の2機が整備中でした。

Dscn72921



こちらは767。

Dscn73151



垂直尾翼後端のロッドは、静電気放電用です。同じものが水平尾翼、主翼の先端にも付いています。大気の中を時速800km/h以上で飛び続けるジェット機の機体には、大気との摩擦で結構静電気が溜まります。

Dscn72991



767のお尻。APU(Auxiliary Power Unit、補助動力エンジン)の排気口です。
APUは小さなガスタービンエンジンなので、翼の下のジェットエンジンと基本的には同じものです。メインエンジン始動前に機体に電力を供給するのと、メインエンジン始動時にスターターを動かすための圧縮空気を供給します。


Dscn73101


ちなみにこちらが777のAPU排気口。
特徴がある形しているので777を見分けやすいですが、個人的には767や787、エアバスのシンプルな形が好き。

Dscn73271



777は、整備用の足場が取り囲んでいて、ちょっと機体が見づらかった。
でも、整備時はこうなるというのが見れて、それはそれで良かったかも。

Dscn73281



タイヤ置き場。飛行機のタイヤは一般的なバイアスタイヤの場合、約200回の離着陸で表面のゴムを交換するそうです。国内線だと1ヶ月に1回くらい。それを6回まで繰り返せるとか。

Dscn73311


787はブリジストンのラジアルタイヤ。こちらは、約350回の離着陸、張り替えは3回までだそうです。


777-200を前から。


Dscn73431


エンジン整備中~。エンジン1機だけで部品点数3万点くらい。車一台分と同じですね。

Dscn73531



ハンガーの外には駐機している767と、A滑走路。

Dscn73601



767の前で説明員の方に記念写真撮ってもらいました~。

Dscn73651


この日はいつもより参加人数が少なかったらしく、十数名づつ2チームのみ。
スーツにアタッシュケースのサラリーマン4~5人の一行や、若い女性2人組とか、色々いました。記念写真撮ってたのはうちだけだったみたい。


767の機首。ノーズギアカバーの前の黒くて四角い窓は、カメラが入っているところです。飛行中に見れる機種ありますよね。最新の機体ではなくなってきているようですが。


Dscn73771



工具箱の収納エリア。ドラマ等で良く話に出る、工具一本、ボルト一本なくなるとみんなで大騒ぎってのは本当のようです。毎日朝晩点検。


Dscn73801



外の道ではエンジンが運ばれてたりします。

Dscn73861


というわけで、楽しく見学させてもらいました。ANAがますます身近に感じられました。
Q&Aの時間がなかったのがちょっと残念です。時間が1時間半と決められている中、結構忙しく動いて説明してくれるので、質問したらまずいかなと思って聞きませんでしたが。

しかし、飛行機ってのは本当にすごい機械です。故障とかトラブルが多少あっても当然と思う。それでも現代の飛行機は事故が非常に少なく(ANAとJALはもう30年以上墜落事故なし)、しかもANAをはじめとした日本の航空会社の定時運航率はとても高い。
大したものです。過去の多くの事故で学んだことを一つ一つ積み上げてきて今の航空業界全体の安全基準があるのと、安全を最優先にしつつ、改善改革を進めてきた企業努力の賜物です。

ちなみに、この機体工場見学では写真撮影は自由、動画撮影は禁止。ブログやSNS等での写真公開は、事前に事務局にメールで写真を送ってチェックしてもらいます。
施設内で撮った17枚の写真は、全てチェックしてもらってOK出たものです、念のため。

« 2016年1月 宮が瀬ミーティング | トップページ | スパ・フランコルシャンとニュルブルクリンク »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/593023/63113292

この記事へのトラックバック一覧です: ANA羽田機体工場見学:

« 2016年1月 宮が瀬ミーティング | トップページ | スパ・フランコルシャンとニュルブルクリンク »